めまい(眩暈)

眩暈

■めまい■

人の身体には、バランスを保つ機能が備わっていて、その機能に異常が出ると「目眩」としてSOSが発信されます。

■眩暈の種類■

「目眩」と言っても、その種類は大きく4つに分けられています。

回転性めまい

めまい

グルグルと自分が回っている、もしくは周囲が回っている感じがして、吐き気やバランス感覚が崩れて前に進めなくなります。
運動会で、「バットを額に当てて10回程回ってから走る」ような競技があります。走ろうとしてもフラフラして中々前に進むことが出来ません。あれも、回転性めまいによって起こる症状です。

動揺性めまい

症状は、回転性めまいと似ています。体がグラグラと揺れている感じがして、歩くとふらついてしまいます。気持ち悪くなりますが、吐くことはありません。

浮動性めまい

体が宙に浮いたようなフワフワしたような感覚があります。「雲の上を歩いているような感じがする」とも言われます。

立ちくらみ

立ち上がるとクラッとして、時々目の前が真っ暗になる。これも、めまいの一種です。

■めまいが起こる理由■

めまいの種類によって、原因となってくる場所も変わってきます。

耳には、音を聞き取るほかに、体のバランスを保つ働きをしています。耳の中には、平衡感覚を司る三半規管が存在します。この三半規管が異常を起こすよって間違った情報が脳に送られると、回転性めまいが起こります。

動揺性めまいが発生するのは、主に脳幹という場所になります。脳幹は、「中枢神経」と言われていて、とても重要な場所になります。ですが、「重要な場所で何かが起こっている」=「危険」というのは、めまいだけでは判断できません。

自律神経

立ちくらみの原因で最も多いのが、自律神経失調症です。
座った状態からいきなり立ち上がると、頭の位置が上に上がる為、血液をもっと上に持ち上げないといけなくなります。その為に血圧は高くなるのですが、この瞬間に、何らかの原因で血圧が上がらないと、立ちくらみを起こします。血圧は、自律神経によってコントロールされているため、自律神経が狂いだす=血圧のコントロールが出来なくなるので、立ちくらみになりやすくなります。

■めまいの他にも症状がある■

吐き気がある

吐き気を伴うめまいには、平衡感覚を司る三半規管の異常が原因としてあります。身体の回転方向を脳に伝える役目を持つこの機関が、その情報を過剰に伝えることによって、情報を処理しきれない結果、吐き気伴うめまいが起こります。分かりやすい例えは、「乗り物酔い」です。
アイススケートの選手が何回転もグルグルと回っているのに目が回らないのは、普段の練習から体を回転させたり傾けたりしているので、自然に嫌えられている為です。
つまり、三半規管は鍛えることが出来るのです。日頃から体を回転させたり傾けたりすることで、少しずつですが三半規管を鍛えることが出来ます。

頭痛がする

頭痛を伴うめまいには、頭が重い感じになる緊張性による頭痛と、ズキズキと頭が痛む片頭痛を伴うめまいがあります。頭を動かす時に激しいめまいと共に頭痛がある場合は、回転性めまいが繰り返し起こっているという状態になります。
偏頭痛の予防は、規則正しい生活です。ストレス発散や、身体をよく休める、生活習慣を見直すことによって、偏頭痛を軽減、防ぐことが出来ます。

耳鳴りがする

耳鳴りとは、実際に何も音が鳴っていないのに、何かが聞こえるように感じる現象のことを言います。三半規管などで何らかの異常が発生したときに、耳鳴りを伴うめまいを起こすことが多いと考えられています。
自律神経失調症が原因の場合や、中耳炎や内耳炎が原因の場合もあります。炎症が原因の場合は、完治することで耳鳴りを伴うめまいは治まるとされていますが、早めに耳鼻科医に行ってください。

肩が凝る

肩こりを伴うめまいには、回転性めまいは少なく、動揺性めまいの場合が多いといわれています。
肩こりの原因は、血行の悪さです。運動不足・冷え性・同じ姿勢でずっといることが多いと、体内の血行が悪くなり、筋肉が緊張することによって其処にコリが生まれます。
この場合は、血行不良の改善を行ってください。軽い全身運動を行ったり、同じ姿勢でいることが多いなら、席を立って歩くなど。これによって、肩こりのあるめまいも改善されます。

■眩暈の対象法■

規則正しい生活

自律神経を正常に保つには、規則正しい生活が一番です
早く寝て早く起きる。しかし、めまいが酷い場合は、早く寝るのは良いことですが、早く起きる必要はありません。
せっかくの休みの日なら、昼までたっぷりと眠り、身体を休めることが大事です。

アルコールは控えめに

適度のお酒は、リラックスやストレス解消になるので大丈夫です。が、飲み過ぎは体に良くない影響を与えます。
めまいやふらつきを起こす原因になることがあります。

カフェインも控えめに

カフェインには、眠気や疲労感を取り除く効果があります。コーヒーは仕事中にとても助かる相棒です。
ですが、カフェインの取り過ぎや眠る前に飲んだりすると、眠りの邪魔をする場合があります。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

最終更新日:2016/12/22