ばね指

ばね指

■「ばね指」になってしまうことがあります!■

手や指は、よく使う部分だから…

人間の体の中でも、最もよく使う部分は手や指ですから、自分では深く考えていなくても、どんなことをするときにも、手や指は酷使されています。
あなたが思う以上に、手や指には大きな刺激や負担がかかりやすくなっていますので、手や指も様々な病気やけがや不快な症状がでやすいのです。

手や指の不快な症状で悩む方がいるのは、「ばね指」です。
ばね指は指を曲げるときに使われる、「屈曲腱」と「靭帯性腱鞘」がスムースに動かなくなって、動かすたびに、カクカクとひっかかるようになりますので、何をするときにも、指の動きに違和感を感じます。

初めは、少しおかしいな?違和感があるかな?と思う程度の軽い症状ですが、ばね指が時間がたって重症になった時には、痛くなってきます。
その痛みも放置していたら、どんどん激しくなっていきますので、痛みを放置しないことが大事です。

また、手の10本の指の中で、1本だけがばね指になることが多いのですが、中には、何本かの複数の指がばね指になってしまう患者さんもいます。
そうなったら、よけいにばね指の痛みも大きくなって、さらには、指や手が使いにくくなってしまいます。

■ばね指は、屈曲腱と靭帯性腱鞘がこすれることによっておこります。■

ばね指は、屈曲腱と靭帯性腱鞘がこすれることによっておこります。
屈曲腱と靭帯性腱鞘がこすれると、その部分は炎症をおこして、痛みがでてくるのです。

初めは、ばね指も急性ですが、そのまま何も施術や対策をしていかなかったら、慢性のばね指になってしまうのです。
自分がばね指になった可能性があるときには、早めに気がついて、早めに施術や対策をやっていかなかったらいけないでしょう。

ばね指は男性に比べたら、女性がなってしまうことが多い症状ですが、原因は、女性の方が骨や筋肉や腱が弱くて小さいからです。
ばね指になるのは6割が女性ですが、ばね指は別名では、「腱鞘炎」とも言われていて、珍しい症状ではなく、どんな方でもなってしまう危険性のあるものです。

■どうしてばね指・腱鞘炎になってしまうのでしょうか?■

スポーツ障害から、「ばね指」に!

では、どうしてばね指・腱鞘炎になってしまうのでしょうか?
ばね指になってしまう原因は、その方によってさまざまなことが考えられますが、どんなことでも指や手を酷使したことによっておこってきます。

ばね指になってしまう原因で1番多いのは、スポーツで、スポーツはどんな種類のスポーツをやっても指や手は必ず使います。
野球やバレーボール、ハンドボール、バドミントン、テニス、バスケットボール、ソフトボールなどの球技のほかにも、剣道や柔道、また体操競技…
すべてのスポーツで手や指は激しく使うので、スポーツをやったことから、ばね指になってしまうケースが1番多いです。

特に、まだ幼いお子様や学生が骨や腱や筋肉の発育が十分ではないのに、ハードなスポーツをやった時には、ばね指になってしまうことが増えてきます。
指を痛めてばね指になったら、簡単には痛みもなくなりませんから、重要なのは、スポーツ障害のばね指にはならないように、「予防」をすることです。

スポーツを始める前には、ウォーミングアップをしっかりやって、指や手を十分に温めてください。
また、スポーツが終わった後には、クールダウンをしましょう!
スポーツをやっている時にも、自分の手や指を傷めないように、注意をしながらスポーツの競技をすることも大事な習慣です。

■ピアノやバイオリンの演奏からも、ばね指に!■

スポーツ以外にも、ピアノやバイオリンなどの楽器を演奏しても、ばね指になってしまうこともあるのです。
有名なピアニストやバイオリニストなどが、ばね指・腱鞘炎になってしまい、コンサートを休演したりする事態も珍しくありません。

日常生活の中でも、家事や仕事‥などの何気ない動作を繰り返していても、ばね指になってしまうこともおこってきます。

最近では、パソコンや携帯電話やスマートフォンなどの電子機器を使った時にも、あまりにも熱心にやったら、ばね指になってしまう患者さんも増えています。
このように、ばね指はまれにおきる症状ではなくて、あなたの日常の生活の中でもよくおこしてしまう症状になっています。

■ばね指になった時には、どうしたらいいのでしょうか?■

自分がばね指になった原因を考えてみましょう!
あなたが日常生活が不便になってしまうばね指になった時には、どうしたらいいのでしょうか?
ばね指になった時には、1番初めにやらなくてはならないことは、自分がばね指にどうしてなったのか、発症の原因を考えることです。
そして、そのばね指の発症の原因がわかったら、原因になっていることをやめなくてはならないでしょう。

スポーツ障害なのか、楽器なのか、日常生活なのか…
まずは、その原因究明をやってください。
ばね指の原因に思いあたったら、その原因になる行動はやめて、手や指を酷使しないようにしましょう。

■ばね指の専門の医者に行きましょう!■

さらに、自分のばね指になってしまう行動や動作をやめたのに、症状がおさまらなかったり、痛みがひどくなった時には医者に行くことが必要です。
ばね指の施術には、整形外科や形成外科に行きましょう。
専門の整形外科や形成外科に行ったら、あなたのばね指の施術をすすめていかれます。

整形外科や形成外科でやるのは、保存的療法、理学的療法、薬物療法、装具装着などのばね指の施術です。
このような、専門的なばね指の施術でも効果がなかったときには、手術療法もやっていくのです。

・保存的療法は自分の手や指を使わないようにして、患部を安静にします。
・理学的療法は炎症が起きないように、レーザーや低周波マクロウエーブを照射します。
・薬物療法は、ステロイド剤の注射や塗り薬などを使って、痛みを抑えていきます。
・装具装着は、ばね指がよくなるように器具や装具を使います。

上記のばね指の施術をやっても効果が出なかったり、痛みが激しかったり、日常生活の中で不自由な指や手の状態になった時には、最終的には手術療法を行います。

ばね指・腱鞘炎は珍しい症状ではなくて、どなたでもいつなってしまうのかも分からないものですから、あなたも日ごろから手や指をいたわって、ばね指にならないように注意をしていきましょう。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

最終更新日:2016/12/22