花粉症アレルギー

花粉症

■花粉症とは■

花粉症とは、植物の花粉が鼻や目などの粘膜に触れることによって、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが起こるI型アレルギー(いちがたアレルギー)と呼ばれる疾患のひとつです。
症状は人それぞれで、くしゃみ・鼻水が酷い人や、鼻づまりが酷い人など、症状の程度も個人で異なってきます。
ちなみに、私も花粉症です。ティッシュ箱を手放せない毎日が続いたこともあるぐらい重症です。

■なぜ花粉症になるの?■

人間の体には、体内に侵入しようとするウイルスなど外敵(異物)を排除しようとする働き(免疫機能)があります。
ですが、ストレスなど様々な要因で免疫機能のバランスが崩れると、人によってはアレルギー反応が起こり、無害である植物の花粉にまで免疫の過剰反応が働き、花粉症にかかります。つまり花粉症は、スギやヒノキなどの花粉(原因物質=アレルゲン)にアレルギー反応を起こして発症するのです。
 本来人間の体には、外部から体内に侵入してくる体の成分とは異なる外敵に対して、退治しようとする免疫のしくみがあります。
侵入してくる異物を抗原といい、それに対抗して体が作る免疫物質を抗体といいます。
再び異物(抗原)が侵入してくると、正常には抗原抗体反応(免疫)が行われ正常に免疫機能が働きますが、本来は体を守るはずの抗原抗体反応が、同じ異物に対して「侵入→攻撃」を繰り返している間に、無害であるはずの花粉など異物に対して過剰に働いてしまい、鼻水・くしゃみ・鼻づまり、目の充血やかゆみ、涙が止まらないなど体にとって都合の悪い結果をひき起こします。これがアレルギー反応です。

■花粉症の症状■

くしゃみ

花粉症になった人の8割近くの人が、くしゃみによって悩まされています。花粉症のくしゃみは、次々に止まらない勢いで起こり、回数が多いのが特徴です。酷い時には1日中止まらずに、顎が痛くなったり、腹筋や胸筋を痛めることもあります。(ちなみに私も、止まらなくて顎が痛い、お腹が痛い。大変です)
このくしゃみは、内に入ってきた花粉を、外に追い出そうとする防衛反応です。しかし、花粉が飛んでいる時期はずっと防衛反応が働き続けるので、とてもつらい症状と言えるでしょう。

鼻水

鼻水は、鼻に入り込んだ目に見えないゴミや細菌を、息を吸う時に一緒に身体の中に取り込まないようにする重要な役目を果たしています。また、鼻に入り込んだ異物を外に洗い流す役目を持っている為、鼻水はとても重要な役割があるのです。
「鼻水が止まらない」=「風邪」と、花粉症との区別がつかない人もいるかもしれません。花粉症の鼻水は、「水っぱな」と呼ばれる、無色のサラサラした水っぽい鼻水で、花粉が飛ばなくなるまで続きます。

鼻づまり

鼻の粘膜に付着した花粉を外に追い出そうとする防衛反応によって、ヒスタミンという体内の免疫系に命令を伝達する物質が放出されます。それによって血液中の水分が溢れてしまいます。
鼻の中はとても狭い通路です。ヒスタミンによって溢れ出た水が鼻の中の空気道を塞ぎ、鼻づまりとなるのです。

目のかゆみ

まず最初に。かゆいからって目を擦ってはいけません。
 花粉症の際、目の回りがかゆくなる。まぶたがはれぼったい。結膜がはれる。涙が止まらない。など、様々な症状が出てきます。
 まぶたには、眼球を覆うことで外からの刺激から目を保護する役割があります。結膜にも、角膜が乾いて傷つくのを防いだり、眼球の動きをスムーズにする重要な役割があります。ですが、眼球は常に濡れているということになるので、花粉が付きやすく、アレルギー反応が起こりやすい場所でもあります。涙が出るのは、花粉の侵入を防ぐ防衛反応でなのです。
 かゆいから擦るというのは防衛反応なので仕方ありません。ですが、それによって結膜や角膜を傷つけることもあるので、なるべくかかないようにしましょう。

 主な症状である上記の4つは、花粉症の四大症状と呼ばれます。またそれ以外にも、鼻が詰まったことによって匂いがわからなくなる。口で呼吸をする為に喉が痛くなる。涙が止まらなくなってコンタクトレンズがつけられなくなる。頭痛等。様々な二次症状も起こります。

■花粉症の時期■

花粉所の時期

平成24年花粉症飛散時期予測(環境省HPを読んで作ってみました

1年を通して見ると、「春」に猛威を振るうスギを中心とした「木」の花粉と、「秋」に猛威を振るうイネ科植物による「草」の花粉。ピークが2回あることがわかります。

■花粉症の種類(よく聞くものを抜粋しました。)■

飛散時期:2月~4月
スギによる花粉症は、日本で最も多い花粉症です。症状は、四大症状に加え、咳や喉の疾患や肌のかゆみなどが発生します。悪化すると、喘息や気管支炎など、気管支系に疾患が発生したり、頭痛や発熱が起こります。

ヒノキ

飛散時期:3月~5月
 ヒノキの花粉には、くしゃみ・鼻水・鼻づまり等。鼻を中心とした症状が出ます。更に喉の炎症が強い症状となります。
また、スギ花粉症の7割前後は、同時にヒノキ花粉症でもあると言われています。併発している人は、3~4ヶ月の間、花粉症に苦しむ場合があります。

イネ

飛散時期:7月~8月
イネの花粉症の症状として、四大症状のほかに、喘息、じんましん、嘔吐などの症状を起こすことがあります。

ブタクサ

飛散時期:8月~10月
ブタクサの花粉症は、鼻水・くしゃみ・目のかゆみといった症状が出ます。更に、目のかゆみだけではなく、アレルギー性結膜炎を発症している人も多く、ブタクサはアレルギーの原因物質としてかなり強い物質であるということがわかっています。

花粉症の種類

■花粉症対策■

出かける時

普通のマスクでも、するとしないでは、鼻の粘膜に付く花粉の数は約1/3違います。花粉症用のマスクだと、この確率が約1/6にまで変化します。
 また、花粉症用のメガネをかけると、目に入ってくる花粉量は減少します。
「元からメガネしてるからなぁ」という人でも、そのメガネが、花粉から目を護る為に役立っているのです。

外から帰った時

家や建物の中に入る時、衣類に付いた花粉を払い落としてから入りましょう。
手洗い・うがい・洗顔によって、喉や外気に触れていた部分についた花粉を洗い落す効果があります。

家で過ごす時

換気をする時は、窓を小さく開けて、短時間で行いましょう。
室内には、花粉が持ち込まれたりすることがあります。こまめに掃除をしましょう。
布団や洗濯物を外に干したなら、取り込む前によく払いましょう。

 こういった小さなことが、花粉症の対策になります。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

最終更新日:2016/12/22