子育て中の腰痛

子育て中の腰痛

■突然やってくる腰の痛み■

「腰痛」と、漢字二文字で表される腰の痛み。一括りにされていますが、原因は様々なものがあります。

有名なのは「ギックリ腰」です。そう。重いものを持ち上げた時に「グキッ」とくるアレですね。クシャミでなることもあります。年齢は関係ありません。ほんの些細なことで、ギックリ腰になることがあるのです。無理に動こうとせずに、安静にしていることが大事です。
他にも、転倒や高いところから落ちてしまう等の、「腰椎圧迫骨折」も、急に腰を痛める原因となります。この場合は、すぐに精密検査を受けてください。

■毎日続く腰の痛み■

ギックリ腰と違い、重苦しい痛みが長い期間続いている。動くことは出来ても、腰が痛いと感じる。そういう慢性的に続く腰痛の痛みは、「椎間板ヘルニア」「腰椎分離症」「腰椎すべり症」等、背骨に起こった症状から起こることがあります。ただし、上記のような症状が起こった=腰が痛くなる。というわけではありません。「病は気から」です。「ヘルニアだから腰が痛い」と思い込んでしまえば、痛くないのに痛いと思い込んでしまいます。

■姿勢の悪さは腰に負担をかけるんです■

長時間。椅子に座ってパソコンとにらめっこ。現代社会では良くある光景ではないでしょうか?前屈み等、腰に負担をかける姿勢を取っていれば、腰痛が起こります。柔らかい椅子は腰が沈んで負担がかかるので、出来るだけ止めましょう。時々立ち上がって体を動かすことが大切です。

■実は姿勢とは関係なかった!?■

骨のズレからではなく、内臓疾患が原因で、腰に痛みが出ることもあります。生理痛、卵巣や子宮の病気から、消火器、腎臓からの疾患からも、腰の痛みが生じることがあるので、「腰が痛い=骨がずれている。筋肉が固まっている」とは限りません。

■寝る姿勢も気をつけて!■

うつ伏せで眠っていたり、柔らかいベッドを使っている場合です。フカフカで気持ち良いかもしれませんが、背骨が反りすぎてしまう為、腰に大きな負担をかけてしまいます。

■子育てには、腰痛を引き起こす可能性がたくさん■

妊娠中は、大きくなったお腹を支える為に背中を反らしがちです。これによって背筋に負担がかかり、緊張状態となる為、腰痛が起こりやすくなります。
 出産時には、赤ちゃんが狭い産道を通れるようにと骨盤が広がり、仙骨が緩みます。骨盤が動いたことによって、腰痛や脚の痺れ等の坐骨神経痛の症状が出てきます。

 

子育てでは、緩んだ骨盤が元に戻る前に、赤ちゃんを抱っこしたり降ろしたり。授乳やお風呂。それだけではなく、お母さんは掃除に洗濯、買い物に料理など、家事を行っています。
「母親は体力がないと駄目なのよ」はまさにその通りですが、休む暇もなく働いていれば、体が悲鳴を上げます。骨盤が元に戻っていないので、腰痛が引き起こされるのです。また、緩んだ骨盤をそのままにしておくことは、腰痛だけではなく、産後太りの原因にもなるそうです。

■腰痛を予防するには■

①姿勢を良くする
 腰痛を予防するには、姿勢を良くすることから始まります。背筋を伸ばして、肩が前に出ないように気を付けましょう。椅子に座る時も、浅く腰掛けるのではなく、深く腰掛け、背もたれに背中から腰までしっかりとくっ付くようにすることで、腰の負担を軽く出来ます。
②荷物を持ち上げる時は、中腰はNG、床に置いてある荷物を持ち上げる時、気付かないうちに中腰になって持ち上げようとしていませんか?その体勢から重い物を持ち上げるのは、腰に負担をかけます。膝を曲げて屈み、荷物を出来るだけ体に引きつけて持つようにすると、負担を減らすことが出来ます。
③運動=腰に悪いではありません

体を動かすことで、腰痛の原因になる腰の負担を更に作ってしまう。だから、運動はしないでじっとしている。そういう考えもあるかもしれません。ですが、「運動=激しい動き」というわけではありません。
腰は、背骨という一本の柱を、腹筋と背筋という支えで固定しているようなものです。腹筋と背筋が弱くなってしまうと、背骨という柱がグラついてしまい、結果的に腰に負担を与えてしまいます。軽く動くだけでも、体には良いのです。毎日近所を散歩するなど、毎日の積み重ねが大事です。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

最終更新日:2016/12/22